自分なりの幸せに生きる方法【人間関係形成術】

 自分は今医学生であり、まだ20年余りしか生きていない人生ですが、これまで人間関係を営む上で頭をフル回転させて考えぬいた「人生を幸せに生きる持論」を書きたいと思います。人の悩みの8割は人間関係であると言われています。人間関係を良好にすれば人生は多少なりともいいものになるのではないでしょうか。

 

①友達を作る最初は優しく、相手を受け入れるように

 

 人間関係を築きあげる最初はやはり慎重になるべきであると思います。最初からガンガン攻めて自分の言いたいことを言ってしまうようなやり方ではなかなか相手も自分を理解してくれません。自分は高校の時このやり方で大きく失敗してしまったように感じ、少し反省しています。また上記のような雰囲気ではサイコパス(やばい奴)なのではないかと思われてしまいます。

 初めは自分を冷静に保ち、相手の話を聞いてあげる。そして質問を交えながら相手の趣味や考えていることなどを聞き出す。自分も多少プライベートなことをさらけ出す。このサイクルを意識していけば最初はOKだと思います。

 そして自分が醸し出す雰囲気は優しく。誰しも気を張って威張っている人や、ムッとしている人、イライラしている人に近づけるものではありません。優しい雰囲気を醸し出し、老若男女に好かれることをイメージして関わりを持っていけばいいのではないでしょうか。

 

②より深い関係になるためには...

 ①での試行錯誤を経て多少相手との距離が縮まったときにそれ以上の関係性を求める場合、自分をさらけ出すand相手についての深い質問をする、を意識していけばいいと思います。

 自分をさらけ出すとは、自分の考えていることをストレートに濁すことなく発言することです。また会話の中で出てきた話題を自分の知識で発展させることです。「あぁ、それ俺も知ってるよー」とか「友達がさー」とか人生のあらゆる場面で経験した事実を表に出せばいいんです。

 相手に対し深い質問をする、とは会話の内容で普通では聞きにくいことでもズバッと聞いてしまうことのことを言います。相手に気後れし、萎縮してしまい聞きたいことが聞けないなかとなかなか深い関係にはなれません。ここは礼儀とかは置いといて質問することをオススメします。

 以上の2つが自分が武器とするコミュニケーションの一般論ですが、最終手段でとれる方法もあると思います。それは仲良くなりたい相手に信仰することです。これは僕が自分より強く、能力のある相手に対して行う方法です。

 

 

③相手に信仰する

 これは自分より能力が高く、相手がプライドを張ってあまり自分をさらけ出してこない場合に僕がよく使う手段です。能力の高いプライド高すぎ人間は、相手を見下し、自分が認めた人としかコミュニケーションをとらない傾向にあります。ただ能力の高い人と関わり、刺激を受けながら生活していくことは自分にとってとても大きな財産になると思います。そこで僕は彼に信仰するのです。宗教でいう教祖に崇拝するように、相手に対し基本的には受け身姿勢で、そして自分の意見も時には言って。そうすれば確固とした信頼関係が生まれ、理想としていた能力に追いつけ追い越せの関係性になれると思います。

 高校時代、勉強や運動面でとても追いつけない先輩が一人いました。僕は彼をリスペクトし、なんとか先輩のようになれないものかと試行錯誤していました。最初に行ったのがこの信仰。そして先輩を真似ました。これが意外とうまくいき、この能力が高い人間をリスペクトして真似をする術は今の生き方にいい働き方をしてくれました。皆さんも一度実践してみることをオススメします。

④どうしても受け付けない人がでてくる…

  以上①~③は人間関係を形成する上での最初の手順です。この章ではある程度月日が経ち、相手のいい所や悪い所が出てきた時の僕のコミュニケーション方法をお伝えします。

 結論から言えば「どうしても合わない人とは一切関わるな」ということです。

 上記したプライド高すぎ人間や、自分のコミュ力と合わない人、考えていることが全く違う人。生きている上で絶対こうした人とは出会うことがあると思います。ある程度時間が経っても、その相手とそりが合わないと感じたならば、一切コミュニケーションをとらなければいいのです。

 人間は20歳前後までの環境でその人の性格が決まってくると言われています。大学生以上で考えますが20歳を超えた大人でその人の生きる指針を捻じ曲げ、自分の主張を押し付けてもなかなか変えてくれるものではありません。そこで、それ以上自分を曲げて相手に合わせるより、一歩引いて一切コミュニケーションをとらない方がストレスは少なく、平和な毎日が送れると思います。

 自分は「人生1秒でも長く楽しい時間を過ごしたい」というポリシーを持っているのでできればイライラした生活は送りたくありません。この方法は完全に関わる相手を選び、友達を選別する方法ですがデメリットは少ない手段だと思います。

 

 以上が自分が20年という短い人生でたどり着いた「いかにストレスなく人間関係を営むか」に重点を置いコミュニケーションスキルです。この方法では友達は多くはできませんが、自分の理想に近い人間関係を築くにはいい手段だと思います。ぜひ実践してみてはいかがでしょうか?